[御浜町] 2人の新規感染を確認

 御浜町で28日、10代男性2人が新型コロナウイルスに感染していることが分かった。三重県によると県内発生83例目と84例目で、2人は友人Aと3人で18日に名古屋市で買い物、食事をし、市内の友人B宅に宿泊した。発熱や味覚障害などの症状があり、帰町後の27日にPCR検査を受け、28日に陽性が判明した。現在、県内の医療機関に入院中だという。

 83例目の男性は同町在住のアルバイト店員で、19日に友人Aと同町へ移動。20~23日と25日に出勤していた。現時点で特定されている濃厚接触者は同居家族3人、友人1人、職場同僚9人で、引き続き保健所が調査を進めている。

 84例目の男性は愛知県在住の会社員。24日に同町へ帰省し、友人3人と食事した後、親族宅に宿泊した。25日に県外の美容室を利用し、26日に近所で買い物をした。濃厚接触者は家族4人、親族2人、友人4人。

 御浜町では感染防止ガイドラインを徹底し、今後も県や関係機関と連携し、感染拡大防止に全力で対応していくという。

 大畑覚町長は防災行政無線を通じ「感染は誰にでも起こりうることで決して他人事ではありません。感染された方に対する人権侵害、誹謗(ひぼう)中傷などの行為などは絶対に行わないでください。不確かな情報に惑わされることなく冷静な行動をお願いいたします」と町民へメッセージを発した。

 感染拡大防止のため、県外への移動について移動先の感染状況などを確認し、特に繁華街など感染者が急増している場所との往来を避けることと、手洗い、マスクの着用、身体的距離の確保と3密の回避など「新しい生活様式」を徹底するよう求めた。

 若い世代に対し「軽症や無症状のまま、知らないうちに感染を拡大させないよう、感染を決して人ごとと思わず、日常生活で『うつらない、うつさない』といった慎重な行動や、徹底した感染防止対策をお願いします」と呼び掛けた。

(熊野新聞 2020年7月31日付紙面より)