[古座川町] 予算承認受け15事業展開へ

 古座川町の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る下記の15事業が18日、同町議会による予算承認により実施(一部は緊急を要したため予算を一般会計予備費から立て替えて実施済み)の運びとなった。

 原資となる同交付金の限度額は4374万6千円。15事業のうち町民1人当たり20枚の割り当てで実施した第1回マスク配布事業など、情勢下で緊急性を帯びた取り組みは本年度一般会計補正予算(第1号)の専決処分により先行実施し、他は同予算(第3号)案の中で予算計上しこの日開かれた同町議会6月定例会本会議に上程し、審議を経て承認を受けた。

 当局は未実施の事業について、段取りがつき次第速やかに展開するとし、申請が必要な事業については展開時に広報するとしている。

【古座川町新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金申請事業】
(1)第1回マスク配布事業
 =町民1人につき20枚の不織布マスクを郵送配布〈実施済み〉

(2)新型コロナウイルス感染症対策備蓄品・備品整備事業
 =保健福祉センターを対象にした整備

(3)感染症対策備蓄用資材整備事業
 =町民1人当たり30枚の割り当てで不織布マスクを備蓄。感染拡大再燃時の品薄に左右されず配布する状態を備える

(4)社会福祉施設感染症対策支援事業
 =2社会福祉法人を対象にした支援

(5)いきいき百歳体操実施支援事業
 =新型コロナウイルスに伴う外出控えなどで影響を受ける高齢者のフレイル発生や進行を予防する支援。映像教材貸し出し環境を整備する

(6)防災活動支援事業
 =避難所運営時の感染症予防体制などを整備

(7)事業継続支援事業
 =新型コロナウイルスの影響を受けた事業者(個人・法人)を対象にした支援。従業員10人未満の80事業者に15万円、同10人以上の5事業者に30万円を給付する

(8)新規事業者支援事業
 =4月1日以降に開業し前年度実績が無いことで国や県の支援策が受けられない2事業所へ支援金各120万円を給付

(9)観光拠点施設指定管理者支援事業
 =地方公共団体の休業要請に応じた南紀月の瀬温泉ぼたん荘の指定管理者を対象にした支援。4~6月の損益を相殺する形で支援金800万円を給付

(10)観光施設等感染予防対策事業①
 =観光拠点施設や飲食店、物販販売所に来客用感染予防対策として手指消毒用アルコール液を配布

(11)同事業②
 =観光拠点施設の飲食スペースを感染予防に配慮した形に整備

(12)同事業③
 =新型コロナウイルス感染拡大時の利用制限や自粛を求める看板資材を確保

(13)小中学校新型コロナ対策物品購入事業
 =町立小中学校を対象にした整備

(14)学生生活支援給付金事業
 =新型コロナウイルスの影響を受けた大学生や短期大学生などを対象にした支援。1人につき5万円を給付

(15)家庭学習支援臨時給付金事業
 =臨時休校に伴い家庭学習の機会や重要性が増加するため学習用品等の購入を支援する。小学生~高校生が対象で一律1万円を給付

(熊野新聞 2020年6月23日付紙面より)