[紀宝町] 独自の支援策が可決

 紀宝町議会(莊司健議長、13人)は13日、臨時会を開き、1人当たり10万円を支給する「特別定額給付金」の財源10億8350万円などの一般会計補正予算案を含む2議案を可決し、2件の専決処分を承認した。

 補正予算は新型コロナウイルス感染症対策支援事業関連が大部分を占め、町民1人当たり5000円の商品券を配布するほか、子育て世代と高齢者、妊婦に重点を置いた。また、国の対策に伴い、子育て世帯への支援策として児童手当受給者(0~15歳)の保護者に臨時特別給付金1万円を支給する。

 特別定額給付金の申請と商品券の引き換えは25日(月)以降、町内各所に設置する特設会場でも受け付ける。

 町単独の支援事業には町民向け=別表=の事業と、事業者向けの▽町新型コロナウイルス感染症拡大阻止支援金▽町新型コロナウイルス感染症経営応援金▽県新型コロナウイルス感染症阻止協力金(県・市町協調事業)―を盛り込んだ。

 町民向けの各支援事業は支給時期が異なるため、問い合わせは担当各課へ。事業者向けの事業は対象によって1事業者当たり10万~50万円を交付するもので、相談は産業振興課(電話0735-33-0336)で受け付けている。

 西田健町長は「新型コロナウイルス感染拡大阻止に向けた自粛に協力していただき、今のところ町内で発症がないことに感謝したい。今回の補正予算が成立したことで、紀宝町の暮らしと経済をしっかり守っていける体制をつくる第一歩になった」とコメント。閉会後、特別定額給付金の申請書と町、国、県の各支援事業をまとめたガイダンス(パンフレット)を町内全戸に一斉発送した。

(熊野新聞 2020年5月14日付紙面より)