[和歌山県] 全数届け出の見直しに伴い基本的対応方針を決定

 政府が、新型コロナウイルス感染症に係る発生届の全数届け出見直しを26日から全国一律で適用すると決定したことを受け、和歌山県は「県民の皆様へのお願い」を変更した。県では、重症化リスクのある人などに重点を置きつつ、「陽性者登録センター」を発展的に拡充することにより、今般の見直しにより発生届の対象外となる症状が比較的軽い人や無症状の人に、これまで同様の支援が継続して行えるよう、新たな登録制度を設けるなどして、県内の陽性者の安心確保に努めるとしている。

 県では26日から、軽微な症状で▽15歳以上65歳未満▽基礎疾患のない人▽妊娠している可能性がない―の条件に全て該当する人は、自己検査・登録制度を活用(無料)するよう呼びかける。それ以外の人や、条件に該当する人でも、息苦しさがあるなど症状が強いと感じる人は、直ちにクリニックを受診すること。

 療養期間を終えても、10日間(症状がなかった場合は7日間)は感染させるリスクが残るため、自主的な感染予防行動を徹底する。特に、重症化リスクのある人と接する医療機関・高齢者施設などに従事する人は、療養期間を短縮せず、10日間(症状がなかった場合は7日間)を経過してから勤務すること。

 無料PCR検査や自ら検査キットを購入するなどして陽性が判明した人や、医療機関受診により発生届の対象外となった人は「陽性者登録センター」に登録を。登録した人で、管轄保健所からショートメッセージサービス(SMS)を受信した人は、MyHER―SYS(マイハーシス)を活用した健康観察を行うこと。

 また、県はPCR検査等の無料化事業の期間を10月31日(月)まで延長する。症状がある場合は無料検査ではなく、直ちにクリニックを受診すること。

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■問い合わせ窓口
▽抗原キットの送付や陽性者登録に関すること=陽性者登録センター(電話050・2018・3138、午前9時~午後5時)
▽健康観察アプリ(MyHER―SYS)の使用方法や療養証明書発行に関すること=MyHER―SYSコールセンター(電話0120・238・275、午前9時30分~午後8時30分)
▽医療機関受診や症状などに関すること=和歌山県コールセンター(電話073・441・2170、24時間)
▽無料検査の条件や実施場所に関すること=ワクチン・検査パッケージ等促進事業事務局(電話050・3626・2225、午前9時~午後5時)

(熊野新聞 2022年9月28日付紙面より)