[新宮市医師会] 小児ワクチン副反応第2報を公表

 新宮市医師会(米良孝志会長)は12日、新型コロナウイルス小児ワクチンを接種した5~11歳の年齢層における接種後の副反応集計結果の第2報を公表した。今回は新宮会場に加え、那智勝浦町会場でも調査。第1報同様、重篤な副反応はみられず、38度以上の発熱も確認されなかった。

 今年に入って、国で5~11歳までを対象とした小児向け新型コロナワクチンが薬事承認されたことを受け、各自治体では接種を開始。市医師会では、独自に接種者の保護者に副反応記録用紙を配布。その記録を基に同年齢層の副反応調査を行っている。

 新宮会場(3月13日)では、同市と北山村の5~11歳の約150人が、勝浦会場(3月20日)では同町と太地町の5~11歳125人ほどが接種を受けた。記録用紙の回収率は2会場合わせて83・3%だった。

 接種直後、両会場では「息苦しい・気持ちが悪かった」「ふらふらした、気持ちが悪かった、頭痛」などの反応を示した被接種者が3人いたが、アナフィラキシーなど重篤な副反応はみられなかった。

 接種当日から7日目までの8日間で37・5度以上(38度未満)の発熱があったのは新宮会場で3人、勝浦会場で2人だった。

 接種部位の反応に関しては、痛み(疼痛=とうつう)の頻度が最も高く、最長で5日間持続した者もいたが平均持続日数は2・1日だった。次いで腫れ(腫脹=しゅちょう)となった。

 全身の反応では身体のだるさ(倦怠=けんたい=感)の頻度が最も高く、最長で3日間持続した者がいたが平均持続日数は1・4日。新宮会場と那智勝浦会場での頻度に差がみられた(下表参照)

 新宮会場では接種日の翌日の学校・園の欠席の頻度が最も高かった。対し、勝浦会場では接種翌日の21日が春分の日で休校だったため、学校・園を欠席した頻度は低かった。

(熊野新聞 2022年4月23日付紙面より)