[那智勝浦町・太地町] 小児ワクチン接種始まる

 那智勝浦町の体育文化会館で20日、小児(5~11歳)の新型コロナワクチンの集団接種があった。小児科医の協力の下、同町と太地町の希望者合わせて125人の児童がワクチン接種を行った。

 今年に入って、国で5~11歳を対象とした小児向け新型コロナワクチンが薬事承認されたことを受け、両町で協議し今回に至った。

 対象者は那智勝浦町で662人、太地町は108人で、約130人が希望した。両町とも先月24日に接種クーポンなどを配布し、QRコードなどで申し込みを開始した。

 使用するワクチンは、12歳以上向けのワクチンに比べ有効成分が3分の1となっている小児科用ファイザー社製ワクチン。初回となったこの日は、両町の職員らが時間刻みで保護者と子どもたちを誘導するなどの対応に取り組み、小児科医2人が接種を実施した。2回目の接種日は3週間後の4月10日(日)で、今回と同じく両町が合同で実施する。

 また、3回目接種率(12歳以上の人口で計算分)は14日現在で、那智勝浦町が52・1%、太地町が75%に上っている。

 太地町福祉課の担当者は「5~11歳は努力義務ではない。効果と副反応などをご理解いただいた上で、接種の判断をいただけたら幸いです。また、インフルエンザなどの他のワクチンと同時に接種ができませんのでご注意ください」。

 那智勝浦町福祉課の榎本直子課長は「ご判断いただきやすいように、できるだけ多くの情報提供に努めている。保護者さま、お子さまで一緒に検討してほしい。ご不明な点がございましたら『新型コロナウイルスワクチン接種相談窓口』(電話0735-29-6137)までご相談ください」と話していた。

(熊野新聞 2022年3月23日付紙面より)