[紀宝町] 町民ら対象に自費でPCR検査可能に

 紀宝町は町独自の施策として、16日から自費による新型コロナウイルス検査を開始した。対象は帰省を含む町内在住者または町内に職場のある人、新型コロナの疑いに不安を抱える理由がある人。唾液によるPCR検査で費用は2万円。

 診察・投薬はなしで検査のみとなる。問い合わせは、町立相野谷診療所(電話0735-34-0011)まで。時間は平日の午前9時から午後5時まで。

 町民の不安を少しでも軽減するための施策。「仕事などで感染者多発地域などに滞在した、帰省した」「仕事などで紀宝町に滞在する」など、電話による聞き取りをし、診療所が検査の判断をする。

 検査は診療所内か診療所駐車場など周囲への感染対策を講じた上、患者の状況にも応じて適切な場所で行い、時刻は診療所が指定する。

 1日に対応できる受け入れ人数には限りがあるため、事前連絡が必要で、すぐに検査できない場合がある。今後の感染状況や発熱患者数などにより変更することもある。

 なお、紀南医師会、紀南病院、熊野保健所の取り決めでは、発熱などの症状がある場合、まずは「かかりつけ医」か「受診・相談センター」(電話0597-89-6161)に電話相談することになっている。

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■新成人の検査補助
 紀宝町は、来年の新成人を対象にPCR検査費用2万円のうち1万円を補助する。24日(木)までに提出した検体が対象となる。

 補助は1回限りで、対象者約140人には検査キットと申請書を送付する。希望者のみ採取した唾液などを返信用封筒で郵送する。

 検査結果が出次第、町教育委員会から申請者に電話で連絡する。その後、診療所から申請者へ検査報告書を郵送する。

 令和3年成人式は来年1月2日(土)に開催する予定で、町では「検査は任意であり、成人式へ参加するために強制するものではありません」としている。

 問い合わせは、町生涯学習センターまなびの郷(電話0735-32-0241)まで。

(熊野新聞 2020年12月17日付紙面より)